休日の朝。
普段は放っておいたらいつまでも惰眠をむさぼっている下の娘が、早くから起きて洗面台を長時間占拠し、コテで念入りに毛先をくるくる巻いています。
「どっかいくの?」
「そう。」
「誰と?」
「彼氏。」
「どこいくの?」
「・・・・・(めんどくせぇな、という顔をする)。」
「習字教室?」
「そうそう、それそれ。」
「そんなわけないよね。」
「・・・・・お昼ご飯代、もらえたりする?」
そう言われてほいほい小遣いを与えるほど私も甘い親ではないので、財布にあった二千円だけ渡すと、娘は足取り軽く出かけていきました。
しかしこの、金銭的な対価を払いつつ父親としてのポジションを維持する行為、これこそが本当のパパ活というものではないでしょうか。むしろパパ活のプロフェッショナルと言っても過言ではない。
そう考えると、東横やSNSで知り合った未成年に小銭を撒いているパパ活なんてね、あんなのパパ活界で言うたらほんのアマチュアだと思います。 こっちは自分の人生かけて、生活ごと丸がかえしてやってのパパ活ですからね! かけてる額のケタが違いますよ!! まぁ閃光のハサウェイのバウンデンウッデン伯爵ぐらいだったら認めてやってもいい。
それはそうと今日の外出は、彼氏と遊びに行く、とかじゃないよね?(現実逃避)