会社の組織の話である。
今派遣されている会社は、部長と課長の間に次長という職責が置かれていて、いくつかの課を束ねる上位管理職、いわゆる部長的な仕事をしている。
そして部長はそんな次長達を束ねているので、もはや会社の上層部と言って差し支えないよねと言えばさにあらず。さらにその上に本部長だの事業部長だの(しかもそれぞれに副〇〇も)が重層的に布陣しているため、この部長というのは「現場からも遠い、経営陣からも遠い」という中途半端なポジションになっている。
それゆえにきっとヒマなのだろう(と私は邪推しているのだが)、今の部長さんは毒にも薬にもならない自己啓発や風土づくりのパワポを手作りしては部下に撒き散らすという癖がある。「業務効率UPのための5原則!!」とか「〇〇に気を付けて職場のコミュニケーションを改善しよう!!」とかそういうやつ。
まぁそれは別に好きにしたらええがな、という話なのだが、昨今AIという「それっぽい資料をサクっとつくる」分には強力無比な武器を手に入れた彼は、その手のパワポをすごい勢いで乱造し始めた。そして、「こ、これはすごいぞ!」と感動したのだろう、部下に「資料は基本的にAIに作らせて業務効率化すべし」と強い指示を出した。
まぁ将来的にそれが吉とでるか凶とでるかはわからないのだが、とりあえず現在の開発メンバーの状況で言うと、細部まで矛盾やウソが許されない技術的な説明資料や仕様書、評価結果報告書をAIで作成しようとして「あとちょっと」が思い通りにならず、阿鼻叫喚なことになっている。 特に絵とか。
私などは「明らかに手でやった方が早いことは手でやったら?」と思うのだが、今の職場は「指示されていることは盲目的にまじめにやる(本来の目的や効率は驚くほど気にしない)」という風土があるので、なんだかみんな頑張っている。 お疲れ様です。