帰りに

 本を購入。「日本はなぜ敗れるのか(山本七平:角川)」
 俺の生まれた頃に書かれた本だが、中身は古くなっていない。ていうか、日本人が変わってないと言う感じ。
 少なくとも、自分の会社にそのまんま当てはまりすぎて怖い。
「日本軍なら、50万人戦地に送って殺し、それで駄目なら100万、それでも駄目なら200万人送るということをやった。その方法論を変えることなく限界まで続け、結局自滅するときには「やるだけのことはやった」と言うのである。それは、あらゆる方法論を試し万策尽きたという事ではなく、ただの自己満足と全力をつくしたという自己弁護である。そして、その組織的体質は、今の日本人も変わらない。」
 という意味のくだりとか。