常在戦場

 外食等でも腐った味に良く出くわすのは、そういったわけで、基本的に疑いスタンスで挑んでいるからだろう。
 また、賞味期限はあまり参考にしない。あ、すぎてるねーと思うだけで、美味しければ平気。
 でもカップめんやせんべいは、賞味期限内でも酸化した味が始まってまずい(俗に言う「油が回った」状態)ため、そんなときは食べない。(か、すごくガマンして食べる。)
 
 
 そんなわけで、「ヌルい育ち方をした一般大衆は、出された食物を疑わないから腐ったものに気付かんのだ、まったく」と見下していたのだが。
 あるとき、引越しを手伝いに来た母が、「今通りがかったあの寿司屋は美味しいに違いない」と、わざわざそこから出前をとったのだが、ちらし寿司に入っていたレンコンが見事に腐っていた。もう本当に見事に。
 そのとき「うちが腐ったものに出くわすのは、ただの血脈かも・・・」とちょっと思いました。
 
 妻も、「結婚してから、一緒に外食してると、やたらと腐ったものに出くわす。それまでの人生でそんなこと無かった」と断言していたし・・・・。