いえがたつよ8

 引越しを控え、各種手続きが面倒な事このうえない。 特にローン関係。
 土地購入と(建築する)工務店が無関係だと、ローンが2回に分かれたりしてタダでさえ面倒くさいのだが、今回はさらに、「マンションを売ってその金で現在のローンを返し、そうしてやっと新居の建物のローンを借りる」という作業が加わってもう。
 そもそも、何がややこしいって。
 マンションの買主さんの方も当然ローンを組むわけなのだが、それは私がローンを組むのとは別の銀行。 で、二つの銀行間にまたがって、どういう手続きが必要なのか、ストーリーとしてなかなか見えてこない。説明がまったく要領を得ない融資担当に幾度も聞きかえして、ようやく面倒くささの根幹がわかったのだが、それは次のようなことだ。
 買主が金を借りる予定の銀行をA、私が今現在ローンを組んでる銀行をBとすると。


 1:売る予定の私のマンションは、銀行Bが抵当権をもっている(ローンが残っているので)。
 2:銀行Aは他銀行の抵当に入っている物件の購入には、お金を貸せない。
 3:買主はお金を借りられないので、私にマンション代金を払えない。
 4:私はマンション代金を貰えないので、銀行Bにローンを完済できない。
 5:銀行Bは、ローンが残っているので、抵当を外せない。
  ⇒1にもどる。


 という訳で、デッドロックになっていてこれでは永遠にマンションが売れない。困ったね=3。
  全て同じ銀行内での話なら、抵当が外れていないままでも帳簿上お金を動かせば話が動き出すのだが、複数の銀行にまたがるといろいろ手続きがややこしいのだ。ばかばかしいなぁと思う。
 はーめんどくせぇ。

PS うちの敷地は南面道路なのですが、私は王子の設計思想に共鳴し「南側に窓を作らない」という(日本人としては)大胆設計にしました。 が、これがオカンに絶不評(育て方を悔いるほどの)。 最終的に、妻の意向もあり、押し負けて窓を追加しました。
 世界の王子も女子供には勝てないということが判明。