東西対決

 数日前、空気が白く霞み出したころから、身の回りで酷いアレルギーの様な症状を訴える人が何人か発生した。
 鼻水と涙はもちろん、マブタが赤く腫れているのが共通症状。
 花粉シーズンもそろそろインはするのだが、中国からお越しになっているという汚染物質との関連性をつい疑ってしまう。 
 かくいう私もノドが痛くなったりしており、前述の人々の様な酷い人も結構いるのではないのだろうか。 

 もし、西日本の結構な数の人が苦しんでいるとすると。死ぬほどではないにせよ、たとえばこの「何か」により、人としての生産活動が90%に落ちたとすると、社会的にみれば、10人に1人死んだのと同じ計算になる。マクロに見ればね。

 
 そして、天から降ってくるといえば東の横綱放射能。これで直接亡くなった人は、現場にいた作業員の方数人しか居ないわけで。
 そして周囲への健康被害といえば、(まぁいろいろな説はありますが)、人間の放射能の感度から言えば、かなり限定的なのではないでしょうか。風評被害や精神的疾患の方が何百万倍も大きいのでは。
 もちろん、わずかであれ放射能によるガンで失う「かけがえの無い命」はかけがえがないんですが、マクロな視点で言えば西日本の「何か」の方がよほど被害が大きいんじゃないでしょうか。まさに今発生しており、毎年(そしておそらくはこれから何年かは)続くのだから。

 そう考えると、気にしないなら東日本のほうが良いのかもなぁ、と思いましたが、もっとすごい花粉症という奴のことを思い出して考え直しました。あいつなんか解決の見込みもないしなぁ・・・。