いくろう仮説

 この戦略を生み出す背景には、以下の要因があるんじゃなかろうか。
・マズい店が多い。(うまい店が相対的に少ない)
・人口が多い。
 これが「うまい店はイヤでも混雑する」状態をまず生み出すとともに、「他のすいている店で結局不味いものを食わされるリスク」よりも「列に並ぶ苦痛による損失」や「並んだけど結局不味かったというリスク」を小さくしているんじゃなかろうか。
 で、こういう状態では、行列は、「嫌気が差す風景」ではなく「おいしいものを表すシグナル」として働くという。(アリみたいやな) そして人々は、より行列を苦痛と思わなくなるように変化する・・・。

 数値モデル化してみたら面白いかもしれん。 誰かやりませんか。
 「外食産業におけるESS」みたいな。