DQN降臨

 そうしているうちに、金髪のめちゃめちゃケバいおばはんと、スキンヘッドにヒゲのおっさん、バカそうなガキという、社会保険制度を疲弊させそうな親子連れをハケーン。
 子どもは「ドラクエ〜」とかいって、平積みのソフトの前でキョロキョロしている。
 オヤジとおばはんは、明らかにめんどくさそう。さっさと用事を済ませて出て行きたい様子全開。
 「ドラクエ」と文字が書いてあるソフトを発見し、子どもに押し付けた。「ほら、これでええんやろ!」
 http://www.square-enix.co.jp/games/ps2/itastsp/
 子どもは、なにか微妙な違和感を感じ取りながらも、取り返しの付かない悲劇にの主人公に自分がなりつつあることに気付かず、レジに引っ張られていった。
人はそうやって大人になって行くんだよ・・・。
 思わず遠い目でみまもってしまった。