ズバリ言うと、うちの会社はひどく赤字だ。
なので、今日、全社的に「緊急事態宣言」なるものが発令された。
赤字なので人切りますよ〜、給料減らしますよ〜、というものだ。完全に「想定内」でした。
しかし、今回の赤字は、社長がイケイケドンドンで前線を拡大しまくったが故の赤字だ。そんなことは社員全員が分かっている。そこの赤字さえ収まれば、儲けてる部署はコンスタントに利益（しかも結構大きな）を稼ぎ続けているので、自動的に黒字はでる。（ていうか、今のうちの会社は赤字にするほうが難しいと思う）なので、黒字化のために現在の社員の給料や、福利厚生を減らす必要は、実は全く無い。全然無い。
そんなの決算短信みりゃ嫌でもわかる。
そもそも、業務の効率化とか、開発資源を絞り込むことは必要だが、単に給料を減らすことによる経済的な効果は凄く薄いと思うのだがどうか。
まぁ、会社を一人の人間と見た場合、たくさん稼ぐ仕事を見つけたり、自分を鍛えて仕事を処理する能力を上げるより、電球のワット数を低いものに変えたり、節水蛇口をつけたりする方がそりゃ楽だよねって話なのかな。「やってますよぉ」ていうポーズもできるし。
