乳幼児を連れていると、通りすがりの見知らぬ人（主に年配の方）から、 「今が一番かわいい時ね！（この後は下降します）」 的な呪いにも似た言葉を良く投げかけられる。
その 「辻呪い」は 生後間もない頃から始まり、しばらくは怯えながら暮らしていた。だが、これはいい意味で裏切られてきた。
私は元来、黄色人種の赤子は客観的にみて見栄えの良い生物だとは思っておらず（ありていに言ってあまり可愛くない。例外はアリ）、わが子に対してもそう思ってきたのだが、幼児になり、歩き出し、過度な肉が落ちて人がましくなるにつれ、可愛くなってきたなと思っていた。まだ憎たらしくない、と。
が、今朝、間近で話しかけたら「やきそば臭いからあっちいってよ」と冷たく言い放たれた。
もうお前なんか養ってやらない。遊んでもやらない。
