ルーズベルト万歳

 取引先(材料メーカー)と話す機会があったので、「最近どうスか?」と聞いてみた。
 すると、「百年に一度の不景気やからって、工場を凄いリストラしたんだけど、最近急に需要が回復して困っている。納期3ヶ月待ち。」だそうな。
 「へー、そんな景気いいの、どこの業界なんですか?」と聞くと、「テレビと自動車」とのこと。
 「でもそれって・・・」「そう、経済対策。」
 「てことは・・・」「そう、終わると戻るでしょうね。」「ですよねぇ・・。」


 結局、「国民が使わないので、政府が国民の財布(税金)から持ち出して使っている」だけに過ぎないんだけど、経済対策って本当に一定の効果はあるんだなぁ。面白い。
 まぁ賛否は分かれるんだろうけれども。
 「新規の市場や技術、効率化を生み出さないなら、ただ消費を先どっているだけなので、無意味。麻薬と同じ。」と言う向きもあろうし。
 「景気の底が抜けないという効果が実際にあっただけでも、評価できる」という方もおられようし。
 
 俺? 個人的には前者、生活者としては後者。