悪いことばかりではない

会社で、突然入院した同僚が約1ヶ月ぶりに復帰してきた。

 

 ソフト系でデスクワークがメインの方なのだが、もともと肩こりがひどかったのが、最近コリを通り越して痺れというか感覚が鈍くなってきたな-広がってきたなー・・・・と思って病院に行ったら即入院、とのこと。

 血栓溶かす薬を注入されて完治したらしいが、怖い話だなぁ。

 

 で、「いやー、でも長年の肩こりがウソみたいに無くなりました! やっぱり血の巡りが悪いってのは詰まってるって事なんですね! そら揉もうが何しようが治りませんわ!」と嬉しそうに語っていた。 

 なるほど。 そう考えたら肩こりも怖い物だ。

 

 そこで一つ父の事を思い出した。 父も長年、頑固な肩こりの持ち主で、子供の頃から彼が様々な対策を行うのを見てきた。

 塗った貼ったは当たり前として、磁石だの鍼だの真空で吸うだの・・・まぁ私の知るだけでも色々手をだしていたが、何か決定的なものは無かった模様。

 なぜならしょっちゅう肩を揉まされていたから。

 

 実はそんな父も一年前、脳梗塞で入院したのだった。 当初は集中治療室で点滴をうつばかりの日々だったが、幸い今では杖が無くてもなんとか歩ける位にはなった。

 で、昨日、同僚の事を思いだして父に聞いてみた。

 「おやじ、肩こり最近どう?」

 「・・・・・そういや、いつのまにかのうなったな・・・。 今は全然こってないわ・・・」

 

 

 おお、これは!  保険が利く究極の肩こり対策がここに! 俺も肩こりとおさらばや!と思って調べてみたが、そんな気軽に受けるような治療では無い模様。

 残念。

 

まるでニンニク

今年の夏は、何年かぶりに家族旅行に行こうと思っている。

色々と物入りな訳だが、デジカメの電池も予備を買おうと思い立ち、アマゾンさんで調べてみた。

 

 ・・・・。 純正品のバッテリパックはなんと6500円ほどもする。高い・・・。

 それに引き替え。

 中華製の互換品はいずれも1個千円しない。 それどころか、「バッテリ2個と充電器付きで2000円」が相場の模様。 安すぎるだろ。。。

 

 そして互換品は案の定、品質もそれなりの模様。 レビューをみても、明らかにサクラとわかる★5個に薄められているが、★1個も結構書いてある。「すぐに膨らんだ」「半分ぐらいしかもたない」等々。

 

 昨年iPhoneの互換バッテリを購入した経験からしても、深くうなずける。 中華製互換バッテリはすぐに駄目になるのだ。 (2回買ったがいずれもすぐに膨らんで、容量も低下してしまった。)

 

 バッテリの技術コンサルの方(日本の大手メーカからの脱サラ組)の方にお聞きしたことがあるのだが、「中華セルメーカーは弱小含めれば何百社もあるが、使い物になるのはせいぜい上位5社」とのことだった。

 これは3年ほど前の話なので、今は上述の「上位5社」はもうちょっと増えているのだろうが、この激安互換バッテリに上位の企業のセルが使われている可能性は限りなく低い。

 

 じゃぁやっぱり国内産か? となるが普段は2個もいらないんだよなぁ。

 悩む・・・。

 

 

【後日談】

 中華買っちゃった・・・。

 

空の神兵 令和版

近いうち、いつもより少し遠い海外出張になりそう。 まあアジアではあるんですが。

 

 

で、一緒に行く別部署の人が、気を利かしてチケットを予約しておいてくれた。

「帰りは、関空着 朝5時の飛行機とっといたんで!」

 どうやら、向こうで夜まで働いて、そのまま空港に直行。

 飛行機を乗り継いだ上で次の日の早朝に日本着、そのまま出勤出来ちゃう!という流れらしい。

 

 ちなみに我が社は、朝の始業前は「仕事の準備時間」というルールなので、その分の報酬は無し。

 

 うーん、やっぱちょっとブラックかな!

 

 

お仕事日記

出張から帰った夜、寝る前の子供が聞いてきた。

「帰りが遅いと、次の日会社行くのも遅くていいの?」


 残念ながら違う。

「ううん。 いくら遅くても普通に朝から仕事に行くのがルール。

   それどころか、朝に関空に帰ってきた場合もそのまま仕事いくよ」

  と答えておいた。

  「え! そんなの、ブラック会社になっちゃうよ!」


   まあギリギリだよね。

底辺の唄

 休日出勤して小銭を稼いだので、家族サービスに外食をしようと思いたった。妻との合議の結果、目的地は吉野家に決定。


 子供(小)に告げると「だったら、生卵は家から持って行ったら買わなくて済むんじゃない⁈」とグッディな提案。

 が、「ポケットの中で割れたら困るからやめよう」となりました。



見所アリ。

 

家電に思う

 いくつになっても家電屋がすき。

 

 というわけで、妻実家への滞在中、ヒマだったので近隣の大型家電店に出かけてみた。

 で、なにげなく扇風機コーナーに行くと、Pananisoc(仮名)製の超高級品(なんと特価で11万円)が売っており、驚いた。

 

 たかが扇風機で11万円。「ウォールナット使用!」とか外観にもこだわっている模様。

 

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 この柱の焦げ茶色の部分がウォールナット。 

 へーと思ってよく見てみたら、その肝心のウォールナットに隣接する金色のパーツがプラに金メッキでひどく安っぽい。

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 樹脂だと収縮で面がゆがんでしまうので、写る景色がゆがんでしまうのだった。ピシッとしない。

 20年前ならまだしも、iPhoneを四六時中凝視しているような目の肥えた国民が、金メッキだけで高級感を感じてくれる筈は無い。これを金属切削にするのと、樹脂に金メッキにするのとで、おそらく200円程度の差だが、11万円の扇風機でそこをケチる神経がわからない。

 いや、実は日本メーカ在籍者としてその意志決定のプロセスはすごく分かる。

 カタログスペックに貢献しないパーツに(今までの家電設計の作法からすると)常識外れなコストをかけられないのだ。 判断ができないのだ。

 「11万円の扇風機」という非常識な物を作ろうとしているのに。

 変われないなぁ日本のでかいメーカーは。

 

 ちなみに、3万円のバルミューダは、塗装も無いのに高級感がありました。

 裏側からみても端正。ピシッとしてる。

 

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 柱のてっぺんのパーツも、ちゃんと金属部品を使っているし。

 コストのかけ方が分かっており、偉い。

 

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