その中で、「社内・社外のこれからの５年間を考えましょう」てのがあって、各グループが発表したのが面白かった。
社外については大体の日本人が持っているものと同じものが出てきたと思うのだ。戦争とか、資源問題とか、少子高齢化とか・・。
しかし面白いのは社内についてであり、大体以下の意見が多かった。
・収益の悪化（うちには収益の大きな柱になっている事業が２つあり、そのうちの一方はバブルと言える状態にあった。が、それが最近終わってしまった。もう一方の収益の柱も今後は先細ると皆は予測）
・それに伴い、現在の（とてもうまく運用されてるとは言えない）成果主義がさらに推し進めれる。非採算部門での場当たり的なリストラも発生するだろう。
・最近の世の中の趨勢にのっとって、分社化したが、本社の採算が悪くなったらまた節操無くも本体に戻すのではないか。
私が興味深かったのは、以上の内容自体よりも、若手全員がこういうことを思っている会社ってどうだろうということだった。
最後列に、人事の人が一人常に座っているのだが、この惨状を見て机につっぷしていた。
