ことわざに曰く、「わが身をつねって人の痛さを知れ」

 その昔、マツダはバブルで踊り、身の丈に合わない拡大路線を突っ走った挙句大失敗し、バブル崩壊後、長期間の低迷という形でそのツケを支払っていた。そのときは、目新しい技術を持った新車が全然でなかった。技術開発の予算を削られていることが容易に感じ取られたものだ。今の状況は、なんだかその時のことを思い出させる。