久々に会社に行ったら、イカしたメールが来ていた。
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社員持ち株制度 再募集キャンペーンのお知らせ
従業員にとっても、会社にとってもメリットのある制度です。 この機会にぜひ、月々に購入している自社の株を買い増ししましょう! 注文は各課長がとりまとめ、チェックします。
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うわぁ、ちょぼくせぇ!
いきなりこういうことが出てきた背景は分っている。
うちの経営陣はここのところ、イケイケドンドンで放漫な経営施策を展開してきたのだが、もちろんそんなことで利益はあがらない。
なぜか現状は高止まりしている株価の暴落がささやかれているのだが、経営陣はここになって株主に経営責任を追及されたり、のっとりをかけられて追放されるのが怖くなってきたらしく、安定株主を増やそうとしているのだ。 こないだはどっかの会社と株の持合を始めたりしていた。
しかしなぁ・・・。 やることが小さい。
持ち株制度は、従業員が毎月同じ額の株を買い続けていく制度なのだが、現状、多くの社員は、お情けで1人月1000円しか入っていないと思う。 それでも1年で12000円。
それが今回、「参加はあくまで自由」なのだが、「1人最低、月3000円にする」という目標値が課長にまで下ろされている。 アーヤダヤダ。
そして実はこの持ち株制度、売るのは大変に面倒くさい。 売ると意思表示してから数ヶ月しないと売れないし、色んな書類を書く必要がある。証券会社の口座も開かなくてはならない。 売りにくい制度になっているのだ。
なぜそんなことを知っているかと言うと、私はとっくの昔に売っぱらったから。
まぁ会社にしてみれば、人件費はカットできるし安定株主は増えるしで、メリットしかないから、やりたくなる気持ちは分るけどね・・・。
「今回、買い増しした人の中から抽選で5名に、折りたたみ自転車あげます」ていうのも、田舎の商店街の福引以下の素朴さで良いね。 手作り感覚って感じ。
仮にもコンシューマーを作っているメーカーが、こんなどんくさいことで良いんだろうか・・・。
しかしここで買い増しする奴いるんだろうか。 俺ならこのメールが来た時点で売りにかけるけど。