グ・チ(明日の俺へ)

・そもそも盆前から、予定していた解析がうまくいかず、スケジュールが遅れていた。
・この検証は「数値解析と実験による裏づけがセットになったもの」だが、解析と実験値が合わないというありがちな状況になっていた。 ところが本来担当のメンバーが多忙で最低限(解析用のメッシュ作成を外注に発注する窓口程度)しかできず、その他の作業や解析、検証は完全にこちらの負担(もちろんそんな負荷は計算してない)になっていた。
 以前別のプロジェクトでその担当が解析した時は「うまくいった」のだが、どうも都合のいいデータだけをまとめた節があり、結局あまり参考にならない。(ところが他部署からは、当然「今回もうまく行くはず」みたいな文脈になってしまっている)
 結局それらしい結論を出すためには予想外にパワーが必要で、それがスケジュール遅延の原因であった。
・今回、アイデア課長の発案により、「マネージメントはリーダ、実作業は俺」という分担で行きましょう、ということになっている。
・というわけで、盆前から「日程をのばすか、マンパワーと投入するか、ハードルを下げるかしないと無理」とリーダには警報をあげていたが、「人は出せない、日程も延ばせない。 出来ないのはあなたの工夫が足りない。」でうやむやに。
・実は盆前に仕方が無い、どう考えても間に合わんと思い「盆の初日ぐらい休日でて帳尻合わせませんか?」とリーダに提案したが、日程のマネージメントやその他の判断の権限は私に無いので、「盆明けの工夫で何とかしましょう」で流されてしまっていた。
・盆が開けてからも状況はかわらぬまま、「工夫したらもっと効率よく業務が進むはず」としかリーダーは言うばかり。神風も吹かぬままに日程遅れは順延し、かといって再来週頭の出図予定日は近づいてくる。結局デッドラインに向けて日程の帳尻を合わせるために休日出勤に追い込まれてしまった。(←たぶんここが重要)
 そうやって今日も夜10時まで働いてしまったが、一応中堅レベルの私が10時間以上(休日の邪魔されない10時間以上というのは平日だと何時間ぶんだろうか・・)かかる工数、どう工夫してもこの一週間に押し込められたとは思えない。(派遣さん等もすでにフルで使用しており、これ以上のアウトプットの向上はむずかしい)
・長期休暇明けで、急激な仕事の立ち上がりに体がついていっておらず、やたらに疲れる。