先日土地を問い合わせた仲介業者から、電話がかかってきた。
「岡本（山の手）徒歩４分で、７０坪の家付き一戸建てが競争入札かかってるんですけど、いかがですか？
７０００万ぐらいでは落ちると思うんですが・・・」
・・・・・だから、買えんて。
でも、その価格は確かにお買い得だな。 普通に買ったら、土地だけで一億ちかいだろう。
どんな商品でも、マージンのたっぷり載った小売価格は損、てことだな。
でもまぁ個人的には、家購入は急がない事にしました。（もともとあまり急いでなかったけど）
優遇税制にしても低金利にしても、それが無くなったらその分物件価格が下がるだろうし。
あー、でも、ウッドデッキの補修でモメている様なマンションは、早く出たい気持ちは確実にあります。
補修に４００万円もかかるが、玄関とおなじ「共用部」ということで、全体の修繕費でまかなわなければならない。（事実上どう考えても個人しか使えないのに！）
この件に限らず、将来の補修やメンテを考えない「共用設備」は、住人から分譲業者への所得移転といえる。
（分譲業者は、共用設備を作りその分高く売って、儲ける。 その維持費は未来の住人が払う・・・）
ある種詐欺的な行為だと思うが（少なくとも確信犯なのは確か）、分譲業者にはこういった商品設定をやめるインセンティブはない。
というわけで、展望ジャグジーだとかフィットネスルームだとか耳障りのいい設備を持って値付けの高い「豪華」マンションが量産されることになる。でもこんな設備も利用者は偏る訳で、何年後かにはメンテ費用でもめるだろうきっと。
コンシェルジュなんて廃止すればいいだけだから、むしろ良心的な設備だな。
