中国元が(事実上のドルペッグをやめて)自由化をすすめる、とのこと。
 それを好感してひとまず今日の株は全体に(特に輸出株を中心に)上がっているのだが、そんなカンタンな図式でいいのだろうか。
 中国元の自由化により、元が高くなる、ここまではほぼ確実と見ていいだろう。
 でもこの先が、いろんなシナリオが考えうるので、どうころぶのか分からない。

●元高により、良い影響を与える要素
 中国の購買力UP。日本の製品もいろいろ買ってくれる。 
 相対的に日本の輸出製品が安くなり、魅力UP。世界で売上増加。

●元高により、悪い影響を与える要素
 中国の購買力UP。資源を買いあさり、資源価格高騰。
 水資源や農地まで国外から買いあさり、安保上問題に。
 中国の輸出産業の売り上げDOWN。経済成長にブレーキ。→土地、株バブル崩壊


 さて、上記は、定性的にはどれも間違いではないとおもう。
 どれがより確からしいか、フルイにかけて定量的に選別するには、残念ながら私の知識も情報も全然足りない。(門外漢ゆえ、「カン」以上の精度で予測できる手法があるのかどうかも知らない。)


 読めないねぇ・・・。