テレビだが、日立に変えてから、やや声が聞き取りやすくなったように思う。
が、背面の放熱孔から内部を窺うとスピーカーユニット(コーンと磁石)が丸見え。よりよいスピーカー筐体構造に求められる下記の要素を全く満たしていない。
・スピーカー背面から出る音が、前から出る音と混じらないようにする(中でしっかり吸音したり、ボックスをがっちりしたものにしたり。)
・だけど狙った(増強したい)周波数の音だけは、後ろから出て前に回るように。(ダクト孔の設置)
ていうかテレビの背面パネル(ペナペナの板金一枚)以外、スピーカの筐体が無い。たぶん、電気的処理と放熱孔の数と距離ぐらいでチューニングはしてあるんだろうけども、吸音とか遮音とかが全くなっていない。よくそれでそれなりの音がでるもんだなと感心。左右の音も中で混じり放題だし。 あと、コーンは細長い長方形でした。 まぁ画面の下で出来るだけ面積稼ごうとしたら、こうなるわな。
で、改善の余地の多いその構造を見ていたら、ついカッとなって妻子が出かけている隙に分解してしまいました。
吸音材つめてやるかなぁ。いや、まずスピーカーの背面をなにかで覆ってやらないと・・とかいろいろ考えたのですが、テレビの冷却に影響しそうだったのと、そもそも細長い長方形のユニットのポテンシャルに疑問を感じたので、改造はあきらめました。
というわけで、抜本的解決をこころみ、内部のスピーカ配線を延長して外に出し、横にあるステレオのスピーカに直刺しました。おお・・・ぜんぜん違う。
付加的な電気代もかからないし、満足。 お勧めはしませんが。
PS 妻子のいぬまに終わらせようと思ったのですが、思ったより長引いてしまい、犯行現場を目撃されてしまいました。 大層驚いていました。「けっこうな確率で戻らないだろうと思った」そうです。 信用ねぇな。
あと、分解したテレビの上に猫が乗ろうとするので大変でした。