デフレ万歳

 妻が西松屋から数着の子供服を手に帰ってきた。「ひょんなことから行くことになったが、余りに安いので思わず買ってしまった」とのこと。
 今現在、子供服の構成割合は、「もらい物が6割、キムラタンのセール(大半500円)が2割、ユニクロのセール1割」ぐらいだと思う。
 つまり、購入するものは大半1000円以下なのだが、そんな彼女がとびつく安さとは?と思い聞いてみると、「89円」とのこと。安!
 「夏物が半額だったの」いや、もとが178円というのがそもそも異常。


 思えば衣服は(それなりの品質の物が)ずいぶん安くなった。バブル期のうっすらした思い出では、「外に着ていけるTシャツ」って数千円したおぼえがある。

 食に関しても(それなりの物が)ずいぶん安くなった。ハンバーガーや牛丼を持ち出すまでも無く。
 
 あとは住居だけだなぁ。「我慢の不要な範囲のものが『安!』というぐらいで手に入る」は。
 土地は輸入できないとか、建材や什器は流通が閉鎖的で内外価格差が大きいとか、価格崩壊を食い止めている要因はいろいろあるのでしょうが、価格低下のプレッシャーは常にあるだろうから、方向としては少しずつ安くなる方向に進んでいるのでしょうな。