もんやり

 平日は、朝のニュースでしかテレビを見ない生活なのだが、最近は中東で拘束されている人の話題ばかりで本当につまらない。もっと報道すべき事があるだろ、と思う。 
 しかしこの、政府・マスコミの大騒ぎを見て、得た教訓もある。 
 北朝鮮拉致問題に関して、政治家はことあるごとに「拉致被害者の帰還に全力を尽くす」って言ってるけど、全然「全力」じゃ無かったんだな、と。今回の方が政治的リソースをよほど割いているように見える。
 今回の人質事件の一連の報道を見ている、拉致被害者のご家族の気持ちはいかばかりか。 察するに余り有る。


 
 「テロリストの野蛮さや危険性を国民にすり込んで、また国民の管理強化や情報統制系の法律通す地ならししてんるんじゃないか」とか、「やっぱり北朝鮮関係は、利害関係や諸団体からの圧力の絡みがあって、全然動けてねぇな」とか、いろいろ勘ぐってしまう。
 あと、人質解放に裏で多額の身代金が動いいても全く不思議では無いが、その金国内で使ったら何人命が救えるんだろうな、とか。