さて、とても楽しみにしていた地引き網、行ってきました。
自分で「地引き網の何にそんなに惹かれるのか」を考えてみましたが、やはりその偶然性というか、ギャンブル性でしょうか。
どんな種類や量の魚が入っているかは引き上げるまで分からない、くじ引きやガチャガチャのようなワクワクがそこにはあるのです。
それは千葉ネズミーランドの野郎とは大違いです。予定調和な出来レース、これほど私を心躍らせないものは有りません。
あんなヤラセの猿芝居に大枚を払うやつの気が知れません。男はだまってハンティング。これですよ。
さて、そんな地引き網ですが、結果から言うと大満足!でした。
あまりに豊穣な和歌山の海の幸に乾杯です。
現地は、けっこう人が居る海水浴場の端っこ(すぐ横は駐車場)で、第一印象は「え、こんな所で本当に魚とれんの?」という感じでした。
防波堤も、沖ともいえないぐらいの近さにあって、そこに届くぐらいにいっぱいに、既に網がセットしてありました。
ところが!網をひきあげると(案外簡単だった)、50cmオーバーの巨大なカンパチが2匹!と食べやすいサイズのアジが数十匹も!
(あとは指ぐらいの小魚ばかりだったので、漁師さんが逃がしてあげてました)
で、隣接している駐車場にあがったら、テントとバーベキューコンロが設置してあり、すぐに魚を調理できるようになっていました。 ヒャッッホー手際良い!
子供達も巨大なカンパチに大喜び。おのおの尾びれの根元をもって記念撮影です。
巨大な魚が跳ねたら子供がケガするんじゃないかとヒヤヒヤでしたが、時節思い出した様にぐねぐねする程度。
アジもそうでしたが、とてもおとなしくて、写真を写しやすくて良かったと思います。テレビでみる「漁船の水揚げ映像」とかだとびっちんびっちん跳ねていましたが。
その後、カンパチは刺身、アジは塩焼きにしたのですが、50人ほどの参加者にちょうど割り当たって、いい塩梅でした。
あんな海水浴場のすみっこに網をいれただけで、こんなに魚が獲れるなんて! もう脱サラして漁師やろうかと思いました。
和歌山バンザイ!