菅さんのキャッチフレーズの「不幸の最小化」は、すごくキライだ。
なぜなら、目線がニュートラルより下に注視している時点で、「全員が平均以上の社会を目指す」つまり「格差を許容しない」っていう意味合いで言っているような気がするのだ。
それは「全員が平等になるには、全員が貧しくなるしかない」という、ここ何十年か社会主義国家で幾度も証明された法則を思い出させる。
(そもそも「全員が平均以上」というその概念が矛盾だが)
個人的には、能力に応じて報われ、そこで発生する格差は認めた上で、弱者へのセーフティーネットを忘れないという方針の方がスジが良いと思う。「再チャレンジ可能な社会」なんて悪くないじゃないか。
結局言いたい事は同じなんかもしれんけど、下向きの目線に非生産的な社会主義の香りを激しく感じて、本能的にイヤなんだよなぁ・・・。