邪魔になってしまうのがイヤで、買うのにためらいがある書籍。
しかし活字中毒のこの身、ガマンできる訳もなく、図書館で本を借りることが多い。
子供(大)と一緒に行くことが多いのだが、私が本を選んでいる間、ヒマな子供。
適当に本を採集しては「はい!とーやんこれ借りたら?」と本を持ってくる。
断るのも悪いし、読む本の範囲を広げるという効果もあるので、基本的に受け取る事にしている。
今回の収穫は、「モーパッサン短編集」と「選ばれる男たち」の2冊。
前者の説明は不要として、後者は講談社新書で、数々のDV被害者女性を救済してきたカウンセラーの女性が、男女関係について思うところを述べたもの。
ユニークなのは、2本の軸をもとに書いていること。片方はカウンセラーとしての経験でこれは当たり前なのだが、もう一方が著者もハマったという「冬のソナタ」の男女関係。
どちらの本も結構おもしろかった。今回はアタリ。
(もちろん完全にランダムなので、こんなことは稀有だ。「どっからもってきてん」というぐらい、無関心な本を持ってくることのほうが多い。そんなときは読むのがとても苦痛だ。)