おうちうります2

 今日夕方から、2組目の見学者。こんどは業者ではなく、普通の若い男性。20代後半か30代ちょっと、ぐらいの人。 「子供が生まれて嫁さんが手が離せなく、ダンナだけきた」パターンと見たね。
 キレイですねー、広いですねー、明るいですねー、とひとしきり誉めて帰っていった。
 昨日の業者といい今日の人といい、なんだか今にも「もうぼく財布出しちゃいますよ!有り金だすからこれ手付けで!」とでも言い出しそうなぐらい、この家に感心して帰っていくのだが。
 そうは言いながら、なかなか買わないんだろうね、と妻と話し合った。なぜって自分達がそうだったから。土地を手に入れるまで、中古も新築も、何件見たか分からんが、その場であまり悪い事を言った記憶がない。 文句言っても現物は変わらないんだから、ただ買わないだけだ。
 ・・・・まぁそんな事言いながら、すんなり決まってくれたら楽だな、と期待する気持ちはあるんですけどね。 夕方に案内する物件て、不動産屋も「決め球」を持ってくることが多いし。(それまであまり良くない物件に目を慣れさせておいて、終盤でマシなものを見せて「お、今度のは良いね」とより良く思わせるのが定石らしい。)