みんなちがってみんないい

 ・・・という話を昼飯時、例のエリート韓国人にしたところ、説教された。
「それは違いますよ! 私つねづね思うんですが、どこの大学とか、収入がどうとか、そんなことは大事なことじゃないんです!
 たとえば、一部のスポーツ選手だって学歴も収入は低い人もいるかもしれないけど、私は素晴らしい職業だと思うんです。本当に自分の好きなことを一生懸命やって、人を感動させる。こんな素晴らしいことは無いし、たとえ東大やハーバードにいってたとしても、何の目的もなく過ごすのなら無駄で無意味です!
 甥ごさんも、大事なのは入った大学じゃなくて、『何をしたいか、何を一生懸命にするか』ですよ!」
 根っからいい人なんだなぁ。本物のエリートは鬱屈してないからなぁ。
 この人は「『何かを一生懸命できる』というのも立派に希少性のある能力」とか「大多数の人間は、やりたいことが無くて『とりあえず少しでも偏差値の高い学校はいっとくか』という原理で大学を選ぶ」とか知らないんだろうなぁ、と思いました。