人間失格?

 今日は子供(大)の卒園式。
 歌をうたったり、先生や両親へのありがとうを言ったり(セリフをちょっとづつ分割し順番に叫ぶあれだ)、まぁ普通のものでした。
 「例年、ご父兄が感激するとっても良い式」と園長に聞いていたので、どんなものか期待していたのだが、至って普通のものだった。つまり退屈。
 そもそも、こういう式はあまり好きではない。別に毛嫌いしているわけでもないが、「勝手にすれば」ぐらいの立ち位置だ。 当時から「筋書きもセリフもやれって言われたもんだし、感激もへったくれもねぇなぁ」と感じていたし、そんな子どもが大人になったもんだから楽しめる訳が無い。自発的にやっている文化祭とか結婚式はこっちも楽しいけど。
 わが子に対して「あの小さかった子供がここまで出来るように」と感動するまでは理解できる。
 が、こういった、企画から実行まで予定調和でお仕着せの式において、(茶番に不服な子供もいるだろうに)「良かった!素晴らしい感動的な式ですね!」とはしゃぐのは、北朝鮮マスゲームに脳天気に拍手してんのと一緒じゃなくね?(※あくまで個人の感想です)
 そんな訳で特に感動もできず、カメラで必要なシーンを押さえた後はあまりに眠くて寝てしまった。
 すまん娘よ。しかしこんな俺が出席しているというだけでも大変な愛なのだ、わかってくれ。