首尾一貫

 仕事用の腕時計(SEIKO)を2つも修理に出してしまったので、取って置きの(俺にしては)高価な機械式時計をしている。寿司屋で買った古いものだ。
 が、先日、(妻の実家の近所の)100円30球の安ゴルフ打ちっぱなしに行った際、つけていたらハデに分解してしまった。 高くついた・・。
 
 さて、今は(余り気に入っていなかったので)20年ぐらい寝かしていた時計を、妻が気を利かして電池を入れてきてくれたので仕事に使っているのだが、正直やはりあまり気に食わない。
 もし、修理に出している腕時計が「もー部品ありません」と言われてしまったら、どうしようか。ていうか、今回はなんとか乗り越えても、所詮大量生産のSEIKOの時計、遠からず修理できなくなる日は来るだろう。愛着あるのに惜しい。
 そう、私も歳をとり、「モノと言うものは、10年も使えばかなり愛着が出る」と言う事を人並に悟ってしまった。なんせ人生の何分の一を共にしたことになるのだから。 そうなるとちょっと、いつまでも修理やメンテが可能な、高いものが欲しくなるというのが道理だ。いくばくかの金と引き換えに、愛着という感情を長続きさせる(場合によっては一生)ことができるからだ。 正直、「おじいさんの肩身のロレックスを孫に」なんて少し憧れる部分もありますし。

 
 で、倉敷の大規模家電店の高級腕時計ブースにいっていろいろ聞いてみた。(農作業用の服装でいったので、えらく対応悪かったですが・・・・)
 ・ロレックスも、普通のモデルであれば、2,30年ぐらいは問題なく部品を保管しているが、永遠というわけではない。
 ・IWCとかいうメーカーだと永久修理をうたっている。 

 ふーん。聞きながらショーケースを見てみたんだけど、ロレックスはかっこいいとは思うけど、やっぱりしている人間が多すぎて嫌いだなぁ。同じ理由でオメガも。
 IWCというメーカーのも見てみたが、格好いいと思う物もあるんだけど、やっぱり価格にひくなぁ。2万もだせば永久に狂わず動く時計が手に入るのに、数十万(100万以上もザラだが)もだして精度の悪い時計買うのもバカバカしい部分は確かにある。 
 数年に一度、オーバーホールで数万とんでいくのもなぁ。そのたびにカシオのソーラー電波買えばいいんじゃねぇ?  いやぁでも欲しいのは欲しいんだけどねぇ。。


 ・・・と、いろいろ考えた末に、気が付くと「スーパーコピー」のホームページを熟読していました。
 当初の目的を何も果たしていない選択肢に落ち込んでいるところが我ながら凄い。3万円でなんでもかえるぜー。すげー。 おじいちゃんから孫?なにそれ。