禁じられた遊び

会社からの帰り、生まれも育ちも南大阪の人とたまたま一緒になった。

この方はだんじり文化に濃厚に触れて育ち、今でもこよなくだんじりを愛している。

 

自然、「今年は無くて残念ですねぇ、だんじり」と話題にしたのだが、予想外の答えが返ってきた。

 

「いやー、報道されてないけど、こっそり持ち出してやった奴がいるみたいよ」

 

ゲリラだんじり! 無茶苦茶やな。

 

コロナが怖くてだんじり引けるか! という事か。

 

 

亡国の病

 コロナ騒ぎになってこのかた、会社の歓送迎会というものが完全になくなってしまった。

 会社から全社員に対し「プライベートでの会食は避けましょう」とかなり強い調子で自粛を促されているぐらいなので、まぁ当然そうなるわな。

 

 可哀想なのは新入社員だ。 飲み会というのも普段あまり仕事で接触しない同僚の顔をおぼえる機会だとは思うのだが、それも出来ない。 日常は皆マスクをして黙々と仕事をしている中、部署のメンバーの顔と名前は一致しているのだろうか。

 まぁ会社の飲み会なんざ行きたくねーよという人も多いとは思うが(私自身どっちかというと面倒くさい派)、同期との飲み会まで厳しく禁止されているのはさすがに面白く無いのではないだろうか。

 

 部署の新人に聞いてみたが、「だから同期ともイマイチ親しくなりきれないんですよねぇ・・」とのこと。 会社組織で同期って有り難いんだけどなぁ。本当は。

  こっそり飲みに行ったやつも当然いるらしいが、後から研修の時に人事に「この中で同期同士で飲みに行った人がいます!」とか言われたらしいし。 校区外に遊びに行った小学生かよ。

 

 まして若い社員が気の毒なのは、この状況では男女が出会ったり親睦を深める機会が激減してしまっているであろうこと。

  飲み会どころが私語さえ減った現在、社内で物理的な男女の接触時間が激減しているであろうし、社外で合コンなんてのも会社の忌み嫌う「不特定多数との会食」そのものだ。

 これ、彼女無しで社会人になっちゃった人は結構キツイのでは。 まぁ行く奴は行ってるんだろけど、感染リスクを真面目に考える奴ほど苦しいよなぁ。

  

 ・・・ていう話をくだんの新人に聞いてみたら、「いやそうなんすよ。だから、マッチングアプリめっちゃはやってますよ」とのこと。

 

 恋愛至上主義のイタリア人とかは、この状況でどうしてんだろう?

 

 この騒ぎで感染者や死者の数ばかり注目されているけど、1,2年したら出生数にも影響したりしてな。

 

日記的記述 その後

宣言通り、フィリップスの安い(と言っても6000円台)のシェーバーを買った。

 

・・・なんだか良く分からないが、そり味に関して2年使用していた前の機種(洗浄機が付いていない物の中では高級機)と大した差を感じない。 ていうかどちらかというとやや悪い。

 

 2年前に替え刃を交換したときは、明確に差を感じたのに。

 

 うーん、シェーバーなんかある程度のレベル以上は大して変わらんと思ってたんだけど、そんなことも無いもんなんだなぁ。

日記的記述

電気シェバ-の切れ味が悪くなってきたなぁ。

・・・と思ってからもう半年が経つ。

 

毎回やっている儀式ではあるが、

「替え刃買うか」→「調べる」→「え、こんな高いの? 安いひげそり買えるじゃん」→「・・・ちょっと考えよう(始めに戻る)」

という流れ。 「高級腕時計が買えないループ」にちょっと構図が似ている。

 

 とはいえ、今まではどこかで腹をくくって替え刃を買っていたのだが、今回は決断までが長引いている。 なぜか。それは替え刃が思ったより高いから。

 前回の交換時は5500円ほどで購入したのだが(アマゾン履歴調べ。ちょうど2年前だった)、いつの間にか値上がりしており、7000円以上する。

 フィリップスはヘッドの部分が丸ごと変わるので他社の替え刃より高いのは仕方が無いとはいえ、飛び降りるには舞台が高すぎる。

 

 

 そうするうちに「安いひげそり買えるじゃん」の所から分岐して「・・・じゃぁ安いひげそり買うか」についさっきなってしまい、同じくフィリップスの安い機種をポチってしまいました。

 

 まぁ今の機種も9年もつかって回転部分から異音がしだしたし、いいか。

ぱんまつり

 有り難いことに、ことしも幾ばくか使えそうなふるさと納税。(昨年よりだいぶ経ることは確定ですが)

 使途に関しては我が家のルールとして「ふるさと納税は生活費の足しにするべし(=食料)」という物が有り、その線で仲介サイトを物色しているうちに「パンはどうか」と思いついた。

 

 ここは一人あたりパン購入額全国一位の神戸。 こだわりを見せるところだろう。

 ということで非常にこだわりパンを頼んでみたのだが。

 届いてみると、超本格派の、大きくて焼き目がきれいについて、見た目は非常に美味しそうな(魔女の宅急便にでてきそうな)パンだった。そうそう、神戸市民はこれでないとネ。

 亜麻仁油とか胚芽なんたらとか、健康に良さそうなキーワードが目白押しのパンだった。うーん。神戸でもあまり見ないが。

 良く分からない定規が付いてきて、パンの種類にごとに「この厚みが最も美味しいので切って下さい。」と指示してくる意識の高いパンだった。・・・(本質を外れたこだわりの臭いが・・・。)

 

 このあたりからやや嫌な予感はしていたのだが、じっさい食べてみると、変な風味がするし、ぼそぼそする。小麦のうまみ、みたいな物もない。有り体に言ってまずい。

 家族からは大不評で、結局ほぼ自分一人で食べる羽目になった。

 

 また、家族もパンが届くのをたいそう楽しみにしていたので、私のパンチョイスへの風当たりは非常に強い物になってしまった。 うう。

 

 で。

 ここはひとつ挽回せねば、と思いリベンジを挑んだふるさとパンが下記。

 

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 意識低いパン。

 家族に大好評でした。

 

ナイフみたいにとがっては

 購入してもう2年たった愛車、X1。

 だいぶ慣れてはきたが、カーナビと一体化されたシステム回りの使い勝手は正直イマイチだ。

 音声認識もついているが、認識力は悪くsiriさん等のスマホにはとても及ばない。

(一昔前の社外カーナビのそれとくらべたら100億倍マシではあるが・・)

 

 しかも、オーディオや電話と一体のシステムになっているせいか、目的地を言っただけでは認識率が低い(気がする)。 「○○に行きたい」と意図まで口に出した方が良い(気がする)

 しかも、ゆっくりと、滑舌良く、はっきりと、朗読するような感じで。 かつ目的地と「行きたい」の部分は一瞬間を開けた方が食いが良い(気がする)

 

 

 

 そんなある日。

 子供(大)が初の部活の対外試合があるというので、残りの家族でわざわざ見に行った。 場所は北区のしあわせの村だ。(宗教施設の様な名前だが、ふつうの公共施設である) 郊外なのでもちろん車で。

 

 見知った場所ではあるが、一応カーナビを使おうと音声認識してみた。 滑舌良く、ゆっくりと。

 「しあわせの村に、行きたい」

 

 すると間髪入れずに助手席に座っていた妻が小声で「詩人かよ」と毒づいた。

 

 

 なんなのこの女の人こわい。 どうしてこうなってしまったのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

黒い白鳥

ちょっと前のこと。

コロナ騒ぎで、かなり下がった石油のETFを買った。 

それも国内ETFじゃ無くて、米国のやつ。

 

そこからさらに下がっても、そのうち上がるわいと中期保有するつもりで涼しい顔でみていたら、ある日証券会社から「重要」というタイトルのメールが来た。

 

一読しただけでは内容が良く分からなかったので、何度もよく読んでうっすらと分かって来たことは下記。

 ・原油の市場価格が下がるどころか、マイナスになっちゃったヨ。

 ・そんな状態だと流動性もへったくれも無いんで、強制的にETF解散して現金にもどしちゃうからヨロシク。(つまり底値の底値での現金化=大損)

 

 思わず「ファック!!」と叫んでしまい、ああ人生初めて真剣に罵り言葉としてファック言ったわぁとか、やっぱり米国株だと自然とファックになるんだなぁやるなぁ俺とか無駄な思考が頭をぐるぐる回りました。