ふと思ったこと。
・例のインフルエンザについて
他の話題と同様、すっかり飽きられてしまった新型インフル。いっとき誰しもがマスクをしていたが、最近はめっきり減った。
なぜマスクしていたかというと、「もし自分が既に罹患していた場合、人に伝染さないために」などという崇高な人は少なくて、「ウイルスを貰わない為に」つけていた人が殆どだろう。
しかし、そもそもマスクではウイルスは殆ど防げないと、WHOが正式に発表しているのに、なぜみなつけていたのか。
「外に出ないわけにはいかず、とはいえ他に手段がないから、とりあえず」といったところか。理屈に合わない。私はずーっと、昔ニュースで見たことがある、「ハレー彗星が来るといって、タイヤチューブを買ったり、水を張った洗面器で息をとめる練習をしている人々」を連想してならなかった。 当時の人も同じマインドだったんだろうな。
そして、当時より今のほうが感染者は増えているだろうに、マスクしている人は減った。この病気の危険度、もしくは危険度に対する情報は、当時とは変わっていないのに(わりと初期から弱毒性との発表あり)。これも理屈に合わない。
当時と状況が変わった事と言えば、「マスコミが騒がなくなった」ことだけだ。やはりこの国はB層が多いということか。
ちなみに、このウイルスが突然変異して強毒性になり、「弱毒性のうちに罹患していた人たちは、抵抗が出来ていて強毒性にもかからない」なんていう事態になったら、ついこの間まで躍起になって拡大を防いでいた国の関係者は非難されるだろうな。
ほいで、大して対策をせず弱毒性が蔓延していた国が結果的に被害が少なく、「先見の明アリ」としてもてはやされたりとか。
自分で書いていて、ありそうな話だなと思った。
・全盲のピアニストについて
あのコンテスト、同率1位だった19歳の中国人の人についてあまり報道されない。別に殊更もてはやす必要も無いけど、そもそもその存在自体を報道しない場合がある。なんだかなあと思う。