オクの愉しみ

 子供が増えるにあたり、少しでも部屋を空けようと思って、いらないものをオクで処分している。 
 オークションに出品するのはとても久々だ。なせなら「写真を撮る→出品する→落札者と連絡取る→発送する」と言う手順が面倒くさく、なかなか手が出なかったからなのだが、こうなっては仕方が無い。
 しかし、いざ出品まで終えてみると、価格が段々と上がっていくのが面白い。
 意図としては、
「捨てるのはもったいないし、売ろうか。でもハードオフに買い叩かれて、○○の資金源になるのは嫌だしなぁ」
というマインドで出品しているので、別に幾らで売れてもいいのだが(なのでいつも「1円スタート・最低落札価格なし」だ)、「いくらになったかな〜」と確認する行為には、ギャンブル的な楽しさがある。
  

 そんな中、幾つか出品したうちでなかなか価格の上がらないものがあり、なんでかなぁと考えて気付いた。
 それだけ後から出品し、急いでいたので適当な写真を撮ったものだったのだ。
 他の物は、構図と背景(結構大事)に留意し、ライティングも凝って(電気スタンド等を駆使して色々な方向から当てた)撮った。


 当たり前だけど、大事なんだな、画像は。 確かに「新品・未開封」とか書いてあっても、写真が何も無かったら買う気おきないもんな。