正直、どうなのよ

 何回か、この日記でも過去言及した事がある「使えない営業」。
 仕事で幾度と無く遭遇するので(その度に目的達成のためにえらく手間ヒマがかかるので)、私生活までそんなのと絡むのはまっぴら御免だぁ!!! と思っていたら、先日のコメントで
「HMの営業や設計にプロジェクト管理能力をあまり期待してはいかんよ。客がプロジェクト管理をして、推進せねば。」としっかりクギを刺されてしまった。いやだよぅいやだよぅプライベートまでそんな現実(泣)。 今のマンション買った時の営業は、ピカイチだったんだなぁやっぱり。
 
 なぜだ。日本人の平均「デキる」レベルはそんなに低いのか。 
 社会人になってこのかた、一緒に仕事をした社内の同僚エンジニアの平均レベルははるかに高いと思う。なのになぜ、外部で関わる大手企業の営業の平均レベルは、なぜこんなにも低いのか。同じ日本人じゃぁないか。

 たとえばつい最近も仕事であったのだが、メールで取引先の営業に「AとBとCの情報を下さい」と送ったら、「A」だけを自信満々で送って来た。お前は字も読めんのか、と。 「とりあえずAだけしか急ぎ送れません」とか、なんか一言あるだろちょっと考えたら。
 そして、こういうことは結構、外部の営業をハンドリングしていたら日常茶飯事だ。
 誇張ではなく、5割ぐらいの打率でこういうことを平気でやってくる営業にあたっている。

 なぜなのか。考えてみた。
仮説1:社内エンジニアのレベルと世間の営業のレベルが本当に違う。もっと言うと、自分で考える以上にエンジニアは「特殊」な少数民族であり、ロジカルに物事を判断し緻密に進めることが日常、という人種は実はかなりのマイノリティである。
 営業という仕事は平素、ファジーでいいかげんな進め方でも結構やっていけるものであり、その平均レベルはエンジニア職からみるととても受け入れられない水準で、むしろレベル差というより文化摩擦の面が強い。
仮説2:世間一般の営業さんたちは処理能力に対し完全に仕事が溢れているので、まっとうな対応が出来ない。常にこちらからしつこく迫って、彼らのタスクリストの上位にこちらの要求をねじ込んでいないと、おざなりな対応しか期待できない。
仮説3:気のせい。自分含めた周りの人間も対外的には立派に使えない。
仮説4:俺のヒキが超つよい。もしくは、イタズラな神が、優先的に俺の周りに使えない人間を差し向けてくれている。


仮説4だけはやめてくれ。頼む。