言論の自由

 中小企業で仕事をする関係上、部材の調達先のメーカーや商社もいきおい小さな会社が多い。中には社員10人くらいの所も。
 そんな取引先の一社ついて「またクソ使えない営業に当たった」と私がむんむん怒っていると、ある人が面白い説を披露してくれた。
 

 「小さい会社でまともに使える社員は、社長の息子かヤンキーあがりしかおらん。だから期待するな。」


 極論ではあると思うが、その説くところによると、こんなかんじ。

 ・まともに仕事ができる様な奴は、そもそも学生時代に勉強もこなしてそれなりの大学に行く。

 ・それなりの大学に行った奴は、就職先を選ぶときに、小さい町工場や商社を選ばない。

 ・という訳で、うちレベルの会社がつきあうような取引先に、期待してはいけない。
  もし使える奴がいたら特別な事情がある。
  (つまりそれは親族か、地頭は良いけど不良だったので勉強はしなかったか)

 ・逆に危ないのは真面目でおとなしそうな営業だ。 
  営業=4大卒の文系の可能性が高い。 それはすなわち、
  「真面目に一生懸命勉強した結果、やっとしょうもない大学にいけた」程度というシグナルになる。
  高卒なら(真面目で仕事もできるけど)事情があって大学行けなかった、という可能性がまだ残るが、高卒は現場に採用されることが多く、営業にはならない。

 
 まぁ、極論だけに全てに当てはまるとは到底言えないが、思い当たるフシがあるような気も。