めざせ!大企業!

 オーナー会長の年頭訓示があった。
 つぎの目標は売り上げ○○億だ! そのために人員をどしどし増やしていくし、投資もしていくぞ! 海外の売り上げもあげるぞ!という内容だったのだが。
 このまま売り上げを伸ばしていくと、利益率は下がるがそれでも市場を取りに行くと明言しており、一人当たり利益が下がることは今の会社の場合、即給料が下がることを意味する。
 予想グラフだと3年後にはサブプライム直後ぐらいの給料になる落ち込みよう。こら大変だ・・・。 
 だからがんばりましょうね、という内容だったのだが、春から寒い話を聞いてしまった。 兵隊の努力で大局に打ち勝つのは多くの場合容易ではないのだ。
 家に帰ったら即、「これからどんどん給料下がっていくので、質素倹約を旨にすべし」と吉宗のようにお触れを出したところ、「別に贅沢してませんが」と言われてしまった。そうですね。とりあえず首が回らなくなる前に、がんばって家のローン帰していきましょう・・・。
 
 
 ちなみに、その年頭訓示で「あ、こりゃ『規模を追うために給料下げるけどゴメンネ!』って言ってるなー」とピンときた人とこなかった人がいて、なぜか私の「仲の良い人」と「そうでもない人」という区別にキレイに重なっていました。
 こういう、「騙されない人」というのは、ウツになりやすいことがデータ的に証明されているらしいので、私のまわりの皆さんはお気をつけください。