素晴らしき哉日本

押しつけられた仕事で、トホホな目にあった。

 

 経緯としては。

 海外拠点が開発中の物が有ったのだが、その存在を本社部門が知ってしまった。コンプライアンスとかガバナンスとか横文字が気になる昨今、知ってしまった以上は本社としては野放しにはできない。

 

 そこで、最近発足した仕組みである、「社内の有識者(サラリーマンすごろくをアガったえらいさん)を横断的に集めたワーキンググループが、多角的に懸念を指摘してくれる会」  にその案件をかけた。

 海外拠点の外人が日本語で頑張ってプレゼンしたのだが、まぁ当然、それに対しいろいろ指摘がでる事となった。

 

 それに対し、後日あらためて 「頂いたご指摘に対し、ご説明に伺う会」 が設定されたのだが、その「ご説明」と事前資料の作成は海外拠点には荷が重かろうということで、何も知らない日本のメンバーに任された。

 そう、それが私。

 

 おかげでこの1週間ほど、仕事は資料のトリマトメしかしてない。 誰がどんな資料をいつまでに作製するか仕切って、回収してとりまとめて、カンパニー長含めた上司数人に確認して、言われた所を修正して、『資料の事前確認会』を設定して、またそこで修正点が出て・・。

 

 結局、本日が「ご説明会」 だったのだが、直前まで資料を修正する羽目になりました。

 

 そしてご説明(プレゼン)に挑んだのだが、その最中に衝撃の事実が判明した。

 なんと最初にかけた打ち合わせは、「有識者によるワーキンググループへの相談」ではなく、「有識者によるワーキンググループに相談するかどうかを、比較的仲の良いえらいさんに相談する会」だったらしく。

 つまり、私が主役を張らされている打ち合わせは、「相談するかどうかを相談する会、でのご指摘に対しご説明をさせて頂く会」だった。プレゼンする本人が会議の目的を良く分かっていないと言うね。まぁ誰かちゃんと説明してくれていても理解できなかったろうから、知らなくてよかった(本気)。

 

 挙げ句の果てにはえらいさん自ら 「いや、この打ち合わせで言ったこともやらなきゃいけないとか、そういうもんでも無いんだけどねー」

とか言い出す始末。

 

 そんな打ち合わせに15人も参加してんじゃねぇ!!!

 しかも 「リモートだと事業部の意気込みが伝わらないから」 とかいう理由で、みんなそのえらいさんが在籍する別の事業所に出張してリアルで集まって。

 

 パパ、おしっこちびりそうになりましたよ。

 

 

 関係ないですが、先週、

「最近、仕事で関係した他社から、ウチの対応が遅いという声を聞くことが多い。 なので、開発部門にコンサルを入れて、非効率な部分を洗い出すことにする 」

 と発表していたのは、「意気込みが伝わらないから」 と言っていた上司です。 有名なコンサルを入れるので、○千万円(後半の数字)かかるそうです。 あと、「沢山のコンサルの人に、みんな何度もいっぱいヒアリングされるから、大変だと思うけどうまく業務と両立させてね。ヨロシク!」とも言っていました。

 

 効率改善できたら良いね。