目を覚ませ。

その1
 俺「結局、取引先がウンと言わないと、このプロジェクト自体が無いんですよね?」
 課長「・・・・・」
その2
 俺「この装置の内容だと、できるまでに2年はかかりますよね。『それまで手動でお願いします』で、取引先は納得しますかね?」
 課長「そらあかんやろ。 向こうに切られるやろ」
 俺「それでいいんですか? その辺の割り切りが出来ていないと、今やってる事って意味無いですよね? そのへんの話し合いの予定ってあるんですか」
 課長「そんなもん、わからん」
 俺「ぎゃふん。」
その3
 俺「やっぱこういう話は副部長(前述のキーパーソン)呼ばないと駄目ですよ!」
 課長「呼ぶまでもないから。俺がちゃんと説明しておくから」
俺「・・・(ほんまかなぁ)・・」
 このプロジェクトが、遅れに遅れて、最後には取引先に見捨てられる方に400万トルコリラ(現在のレートで)