今日の一枚。

ikurou2007-04-28

 妻実家。
 子ども達に和装させ、観音様までの道を練り歩くという儀式に参加。
 終点の観音様では、坊さんの集団(高野山から出張してきた有難い坊さん含む)に南無南無と拝んでもらえる。結構な数の子どもが参加していた。
 この観音様(安産祈願で有名)の現在の住職(先代の息子)が結構なやり手で、彼が後をついで以来、いろいろと施設や催し事を増やし、業務が順調に拡大しているらしい。
 ハード面でも、本堂を新しくしたばかりでなく、境内にはいろいろ「めでたさ」「有難さ」をフューチャリングした物が近年出来ており、面白い。
 もともと神社が併設してあって日本仏教の(よく言えば)懐の深さを感じさせる場所ではあるのだが、でかい観音像(持っている壷から有難い水がちょろちょろ出ている)とかはともかく、7福神の石像まで設置してしまったのはちょっとちがうんじゃなかろうか。
 群集に混じって、南無南無祈られている子どもを見ながら
「そもそも現世利益という考え方はシャカが説いた仏教には無くて・・」だの
「そのうちこの寺、『子供達の幸せを祈る神様』とかいって、サンタの石像とか置きだすんじゃないか
とかモゴモゴ言ってたら、妻に「お前の様な人間にはいずれ仏罰があたる」と叱られた。