たまには政治の話

 以下、ふと思ったこと。
 脳内トークだけど。(だって普段の情報源が巡回ブログとヤフーのトップページの見出しぐらいで、大元の現状認識がそもそも間違っているかもしれないから)

 ・民主党を今支持している層は、そのほとんどが積極的支持層ではなく、現状の自民党への不満をバックに「かといって他に政党無いし」と、消去法で選んだ人々だ。
 ・その自民党への不満の内容は、「構造改革が進まない。裏切られた。」というもの(主に都市部)と、「構造改革のせいで景気が悪くなった」というもの(主に地方)に二分される。
 で、彼らはそれぞれ、どうやったら満足できるのかというと、極論すれば「税金を使うな」「税金をばらまけ」という正反対の要求を満たすことに収斂する。民主党は、たとえ政権をとったとしても、当然同時にかなえることは不可能。
 (ここで日ごろの疑問。メディア等では、後者は地方では主潮とされているが、そんな人本当に実在するのか? こんなこと言っているのは公共工事関係者だけだと思うのだけど。 まぁ、ここはメディアを信じ、そういう物として話を進める)
 ・一見利害が対立する彼らの要望をアウフヘーベンさせる方策として、「地方も含めて日本全体を豊かにするような構造改革をすすめる」という答えもあるが、そんな離れ業は民主党にはできない。
 (少なくとも特別会計を撤廃する程度の腕力は必要だろうが、ガソリン税ひとつの扱いで右往左往している程度では絶対ムリだと断言できる)
 ・なので、民主党はたとえ政権をとっても、必ず失敗し、メディアに総攻撃を食らう。 そして「民主党はやっぱりダメ」に有権者のコンセンサスが一気に傾く。
 ・次の選挙で自民党公明党ウマー
 
 と、いうわけで、自民党はいっそ次の衆院選民主党に政権を明け渡せばいい。 だまってても民主党をつぶせる。
 まぁ誰か同じようなことを考えていて、わざと福田さんに失策を重ねさせているのかもしれない。