築13年の我がマンション、最近大規模修繕工事の話でもめている。しかも俺いま副理事。あーやだやだ。
経緯はこう。
修繕積み立て金の値上げを先送りしてきたため、積み立て金が足りない。1000万円ほど。
さすがに今後の事もあるので、昨今4000円/月から、10000円/月に値上げしたのだが、だからって直ぐに貯まる訳じゃなし。結局足りない分はローン会社に借りる事になった。
が、そもそも修繕内容が、わりとゴージャスで高いのだ。管理会社の提案内容からさほどさっぴいていない。「こんだけやっとけばそりゃぁキレイになりますよ」プラン。
そこが住人の思惑が別れる所である。
・いずれ転売を考えている人間A
⇒この際キレイになってくれたほうが良い。少々借金が出来た所で、あとの人間が考えることだし。
・いずれ転売を考えている人間B
⇒修繕積立金があんまり上がっても売りにくい。そんなに汚くないし、必要最小限でいいんじゃないか?
・お金が充分にある老人(かつ典型的なリスク回避型の日本人タイプ)
⇒終の棲家にするんで、いつまでもキレイになほうが良い。 管理会社が言った事をやっておけば安心だし。
・お金が充分にない老人
⇒終の棲家にするし、修繕費も管理費も上げたくない。必要最小限でいいんじゃないか?
まぁ、いろいろある訳ですよ。 新築時の設定はわりとハイグレードにふって売りだした(らしい)このマンション、その時に高い金払って買った住人と、中古で安く入居した住人とでは、人種もスタンスも違いますし。
そこに別の問題として、下記のバックボーンもありまして。
・このマンション、企画・施工・銀行・管理・設備点検(エレベータとか免震機構とか)が全て住友系で占められており、住民のなかに「グループ内をたらいまわしにして色々とぼったくってるんじゃないか?」という根強い不信がある。
・管理会社の担当者(組合の会合に出てきて議事録とったり、修繕計画の企画・提案・運営を行う)が、使えない。
揉める訳です。 たった30戸ぐらいのマンションなのにねぇ。
しまいには、「この不合理な修繕計画を強行するなら、ボクはもう修繕積立金を払いません」とか縷々と述べた怪文書を全戸に配布する奴まで出る始末。(ちなみに彼はもちろん、具体的なアイディアや代替提案とか、代わりに理事をやろうという意志がある訳では全くない。とにかく嫌だからみんな考えてよ、的スタンス。)
次はぜったい一戸建て買おう・・・。