「経済危機のギリシャで、自殺者が急増！ 前年比４０％増！」ていうニュースを見た。
なんだかギリシャの悲惨さを煽っていたが、かの国はもともと自殺率が少ないので有名だったはず。しらべてみた。
１０万人あたり自殺者数
ギリシャ・・・３人。（2008年）
日本・・・・２４人。（2011年）
まぁ年度の差はあるものの、まだまだ日本の地位は安泰です。
ていうか、どういうつもりのニュースだったんだろう。
「あの自殺率の低いギリシャが大変なことになってるよ！かわいそうだね！」っていうスタンスなんだとしたら、向こうにすりゃ「大きなお世話だよ！」って感じだろう。
例えて言うなら。半島の北の将軍様の国が、「今年の日本は天候不順で野菜が高くて国民は大変なようです。可哀想ですね」っていうニュース流したとしたら、日本国民にはどんな感じを与えるだろうか。「お前の国は飢饉おきとるくせに、なに言うとるか！」と思わないだろうか。
そう考えると、今回の報道、許容されるスタンスとしては「あのギリシャでは、経済と政治の混乱により自殺者が急増しています。が、我が国は普段でもそれよりはるかに多くて、なんとも残酷で情けない話です。」ぐらいだと思う。
だって、日本は毎年々々３万人以上亡くなっているハズだ。それにひきかえギリシャは人口１千万人程度だから、300人ぐらい。 あーほんと大きなお世話だこりゃ。
