私、とにかく並ぶことと混むことが嫌いです。
そんな私が毒虫のように嫌悪している物と言えば、言うまでもありません千葉ネズミーランド(仮名)です。
もう口に出すのも汚らわしい。あぁ憎しや。
ところが、小学生女子ときたら、ネズミ国が大好きです。子供ばかりではなく、子供達のお母さん方も大好きです。
行っただの、毎年行くだの言う話は頻繁に耳にします。お金持ちですね皆さん。
(そういえば子供(大)から「学校のお友達が、『千葉のは何回も行ったことあるんだけど、今年はフロリダに行く』って」と聞きました。普通の公立やのに・・。)
もちろん子供達からも頻繁に、連れて行ってとせがまれていたのですが、「将来男と行け」で済ませていました。
が、ついに今年。妻からの強い要請もあり、最初で最後の「家族ディズニー」に行くことになりました。真夏。しかも盆。炎天下。
これ以上はちょっと考えられないぐらい、最悪のコンディションです。
「こ、これは・・・死んでしまうかもしらん!」本気で生命の危機さえ感じた私は、自らの負担を出来るだけ軽減すべく、震える手で思わずランド前の系列のホテルと、チケットが一緒になったパッケージをポチッと予約。(もちろん一番安い部屋ですが・・)
結局、「あれ、これひょっとして、激安チケットで台湾ぐらいなら行けちゃわねぇ?」ぐらいの価格になってしまいました。
あぁ、唾棄すべき帝国資本主義の象徴として、あれほど毛嫌いしていたネズミ国の、それもホテルまで、俺が・・・。
恐怖というものは、これほどまでに人を愚かにするものなのだなぁ・・・。
なんか園内のソフトドリンクが飲み放題らしいので、それで元をとる所存です。わぁい。