含蓄

 今年の冬もボーナスがやってきました。 有り難いことです。
 しかも、世間様の景気の良さにあやかり、昨年よりも少しお多めにいただきました。 まっこと有り難いことです。


 が。 実際の明細を目にしたら、(悪い意味で)心穏やかではいられません。 まず税金の控除に目が行くからです。 
 驚くような額が天引きされることによる痛税感たるや、少々ボーナスが上がったところで、その高揚感を打ち消すに余り有ります。

 同僚(彼も同じぐらい貰っている)に、「上がった額より、引かれてる額見て弱るわぁ・・・」と言ったら、
「持ってる金より、失った金の方が気になるのは『金に困ってない』っていう証拠ですよ。」となにやら賢良に諭されました。
 さすが苦労人。